【今さら聞けない】AGAで高額治療をさせられる人の特徴

【今さら聞けない】AGAで高額治療をさせられる人の特徴 AGA体験談
「AGA(薄毛)治療で高額治療を契約させられててクーリングオフができないとか、なんとか問題になってるけど大丈夫なの?」
「AGAで高額治療をさせられる特徴って何?」
「AGA治療って高いのはなんで?」

こういった疑問にお答えします。

AGA治療が世の中に浸透し、さらには多くの薄毛に悩む男性にとって希望の光が見え始めた矢先、「AGA=高い」みたいなイメージがずっと付きまとっていますね。

実際にAGAは高いのか?

高い理由はなんなのか?

高額治療をさせられる可能性はあるのか?

この辺りについて深く掘り下げていこうと思います。

そもそも自分自身がAGA治療の経験者なので(現在進行形)この業界のことはよく調べています。

わたしのAGA治療の軌跡については下記リンクよりご覧ください。

>>AGA治療の効果【3年間の体験談】画像付きで解説します

AGAクリニックは銀クリがおすすめ

私は銀クリに通ってAGA治療を行っています。

おすすめするポイントは3つ。

・治療実績が豊富(累計185万人)
・効果が出る
・明朗会計

詳しくは銀クリの・口コミ・評判・感想【AGA治療】に記載していますが、端的に言えば銀クリをおすすめする理由は以上の3つ。

経験者だからこそ自信をもっておすすめできるAGAクリニックです。

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※オンライン診療も行っているので全国どちらにお住まいでも問題ありません。

 

そもそもAGA治療ってなに?

【今さら聞けない】AGAで高額治療をさせられる人の特徴

AGA治療を高いと感じる人は、クリニックにて医師の言われるがままにすべてを鵜呑みにしてしまうタイプであろうと容易に想像できます。

高額な契約をさせられないためにもそもそものAGAとは何かを知っておきましょう。

AGAクリニックに行く際にはせめてもの理論武装をしておけるといいですね。

 

 

AGAとは

男性型脱毛症(AGA)は、一般的な脱毛症であり、頭皮の前頭部および頭頂部の毛包の小型化を特徴とする。この小型化は、5-α還元酵素によるテストステロンからジヒドロテストステロン(DHT)への変換、またはアンドロゲン受容体遺伝子の変化によって引き起こされる可能性がある。

Gupta et al. Efficacy of non-surgical treatments for androgenetic alopecia: a systematic review and network meta-analysis. J Eur Acad Dermatol Venereol. 2018 Dec;32(12):2112-2125. doi: 10.1111/jdv.15081

AGAに関する研究は世界各国で行われており、上記の一文はその研究の冒頭部分から引用しております。

非常に簡素でわかりやすいですね。

そう。

AGAは前髪あたりと頭頂部集中的に薄毛になっていくICD-10にも登録されているれっきとした疾患となっています。

薄毛になる原因としては5-α還元酵素によるテストステロンからジヒドロテストステロンへの変換がヘアサイクルを異常なほど活性化し、発毛→脱毛の間隔を短くしてしまうことが考えられています。

したがって、AGAの治療のターゲットとしてはヘアサイクルを正常に戻すための手続きが必要となります。

 

AGA治療の2本の柱

AGA治療のターゲットとして挙げられている「ヘアサイクルの正常化」に使われる治療はこの2種類。

  1. ミノキシジル(発毛促進)
  2. フィナステリド(脱毛抑制)

この2本の柱について簡潔に紹介いたします。

ミノキシジル

ミノキシジルには外用薬内服薬の2種類があります。

まずはミノキシジル外用薬について。

ミノキシジル外用薬
ミノキシジル外用薬はAGAクリニックはもとより、市販の発毛剤にも含まれている成分。アメリカ食品医薬局(通称FDA)にもAGA治療薬として認可されている薬剤。
ミノキシジルを薄毛部位に塗布することによって毛包外毛根鞘で硫酸転移酵素により硫酸ミノキシジルに変換し、アデノシン三リン酸感受性カリウムチャネルを開く。ミノキシジルには血管拡張作用血管新生促進作用血管内皮成長因子(VEGF)の発現を刺激する。
ミノキシジル外用薬には2%と5%があり、5%のほうがは2%より有効と報告されている。
発毛は4~8ヵ月で認められ12~18ヵ月で安定する。したがって、有効性を評価する前に1年間の治療を行うことが一般的には推奨される。

続いてミノキシジル内服薬について紹介。

ミノキシジル内服薬(経口薬)
もともとは降圧剤(血圧を下げる薬)として知られていたが、副作用で多毛症が頻繁に起こっていたことから、AGA治療薬として使用され始めた。
最近の研究では、低用量の経口ミノキシジル(1日2.5~5mg)の安全性有効性が確認された。また。以前の研究では、30人の男性(100%)のAGA患者に1日5mgの経口ミノキシジルを投与したところ、改善がみられたと報告している。
(僕が通っている銀クリなんかも経口ミノキシジルを処方しています)

ミノキシジルについては外用薬と内服薬と2種類存在していて、クリニックによってどちらを処方しているかは様々。

考えられる副作用として多毛症や下肢浮腫が稀に起こる。

またミノキシジルにはヘアサイクルにおける休止期を短縮させ、成長期を長くする作用がある。ヘアサイクルを正常に戻すことができます。

引用文献
York et al. A review of the treatment of male pattern hair loss. Expert Opin Pharmacother. 2020 Apr;21(5):603-612. doi: 10.1080/14656566.2020.1721463

Gupta et al. Minoxidil: a comprehensive review. J Dermatolog Treat. 2022 Jun;33(4):1896-1906. doi: 10.1080/09546634.2021.1945527

 

フィナステリド

フィナステリドもFDAに認可されているAGA治療薬の一つ。

フィナステリドは、5-アルファレダクターゼ(5AR)2型酵素を競合的に阻害することにより、テストステロンからジヒドロテストステロン(DHT)への変換を阻害し、アンドロゲン依存性の毛包の小型化を防ぐ効果がある。

(中略)

フィナステリドは95%以上の男性で脱毛を止めることも確認済み。(※ただし発毛効果は期待できない。)

(中略)

AGAの治療には1日1mgの投与が推奨される。フィナステリドは、その効果を十分に評価するために、少なくとも12ヵ月は継続する必要がある。

副作用には性欲減退、勃起不全、射精量の減少、精子数の一時的減少、精巣痛、うつ病、女性化乳房などがあり、ごく稀に出現する。

York et al. A review of the treatment of male pattern hair loss. Expert Opin Pharmacother. 2020 Apr;21(5):603-612. doi: 10.1080/14656566.2020.1721463

フィナステリドには発毛の効果はそこまで期待できないが、脱毛抑制にはいかんなく効果を発揮する薬です。

したがって

・髪を増やしたい人→ミノキシジル
・毛量を維持したい人→フィナステリド
・薄毛を克服したい人→ミノキシジル+フィナステリド

の治療が有効であることがわかりますよね。

このように、AGA治療はミノキシジルとフィナステリドの2本立てで治療の方針が決められているのです。

 

 

AGAが高いといわれる理由

【今さら聞けない】AGAで高額治療をさせられる人の特徴

AGA治療の相場は月々6000円~12000円程度(上記の治療を選択、濃度による)。

どうしてAGA治療は高いと認識されるのでしょうか?

その秘密は、制度的な問題が絡んでいるんです。

 

AGAは保険診療ではない

そもそもAGAは疾患として認められているもののその治療は自由診療、すなわち保険適用外です。

美容整形と同じ扱いとして保険の適用外になっています。

そのため10割負担を患者は強いられているという状況になります。

ただ、AGAは外見の大きな変化を伴うことからうつ病のリスクとしても認識され始めています。

うつ病自体が社会に与えるインパクトは非常に大きく、生産力の低下だけでなく自殺のトリガーにもなることはよく知られた話。

このことが社会経済的に大きな負担となり始める可能性を政府が感知したら、いつぞや保険診療になる日もきっと来るのではないかと期待しています。

 

 

AGA治療薬を院内で調合している(ところがおおい)

自由診療で保険が利かないなら薬の値段を下げてくれよ。。

と思われるでしょうが、自由診療であるが故クリニックの収入はまさにこの処方(治療)のみに頼らざるを得ない状況になっています。

(内科で風邪薬もらうのとはわけが違うのです)

ほかにも院内で治療薬の調合をしていたりするところも多くあるのでそういったところは高くなりがちですね。

※だからといって個人でAGA治療薬を輸入して使用することはおすすめしていません。
詳しくは AGA治療で効果がないってウソ?ホント? をご覧ください。

 

 

AGA治療を安く行う方法

【今さら聞けない】AGAで高額治療をさせられる人の特徴

AGA治療はえてして高額になりやすい特徴をこれまで述べてきました。

じゃあ、治療を安く済ませる方法知ってるなら教えてよ、って声にお応えしてこちらではAGA治療をなるべく安く行うコツについてご紹介します。

 

AGA治療の相場は月々1万円(±4000円)

まず知っておいてほしいのは、AGA治療の相場

だいたい月々1万円程度。

初診はさらに安く、1000円~治療を開始するクリニックもあります。

さらに最近ではコロナ禍を経て対面診療を忌避する人が増えたほか、オンライン通信技術の発展も伴ってオンラインAGAクリニックも増加しています。

しかも、オンライン診療しかやっていないクリニックは家賃などの固定費がないため破格の安さで治療を提供できています。

>>詳しくはオンラインAGAクリニックおすすめ6選【経験者が選ぶ】

少なくとも、AGA治療の相場観を養っておくことが重要となるでしょう。

 

 

【重要】早期に治療を開始すること

極めて重要なポイント、「早めの治療」が特に重要。

AGA治療の二本柱はミノキシジル+フィナステリドの服薬ですが、これはあくまで服薬で治療の見込みが予想できる薄毛の進行具合の人のみ。

あまりにも薄毛具合が激しい場合は服薬以外の治療をおすすめされる確率が非常に高いです。

AGA治療は毛周期を正常に戻すことが治療の最大の目的となりますので、もう生える余地がない場合は相当な時間とお金をかけて治療をする可能性が生じます。

口酸っぱく言いますが、AGAは早期治療に越したことはありません。

高額治療にならないためにもとにかく早く受診することが肝要です。

 

 

オンラインAGAクリニックを利用すること

先ほども触れましたが、オンラインAGAクリニックは安く治療できる可能性が大です。

理由は以下の3つ。

  1. 固定費(家賃、光熱費など)が浮く
  2. 人件費が浮く
  3. 1日に診察できる人数が増える

1.固定費・・・オンライン主流にすれば大きな部屋を借りる必要もないし、運営に必要な電気ガス水道代も抑えることができます。

2.人件費・・・クリニックを開業するだけで医療事務スタッフ、看護師、薬剤師など多くの人件費を計上しなければなりませんがオンライン上では医師との1対1で済むため、必要最小限の人件費しかかかりません。

3.診察人数・・・対面診療では運営する側の終業時間まで管理する必要がありますが、おんらいんだと医師の思うがまま診察できます。そうなると必然的に1日の診察人数が増えます。

以上の理由からオンラインAGAクリニックでは比較的安く治療を提供することが多いです。

ぜひご参考にしてみてください。

>>オンラインAGAクリニックおすすめ6選【経験者が選ぶ】

 

 

まとめ:AGAは自由診療だから高いが相場は1万円程度

【今さら聞けない】AGAで高額治療をさせられる人の特徴

AGAで高額治療をさせられないためのTipsはこちら。

  1. AGA治療の相場は月1万円程度(自由診療のため)
  2. AGA治療はミノキシジルとフィナステリドの2本柱
  3. 早期治療がとにかく肝心
  4. オンラインAGAクリニックが比較的安め

以上のことを肝に銘じておいてください。

これらを知らずに適当に選んだAGAクリニックまたは美容クリニックで高額治療を宣告されることは愚の骨頂。

特に治療は何種類されるのか、入念に聞いてください。

ほんとうに自分に必要な治療なのかどうかを医師と細かく相談して決めることをおすすめします。

>>オンラインAGAクリニックおすすめ6選【経験者が選ぶ】

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